台座の雪原に色を塗っていく。雪原とは言え白一色ではない。
ベースとなる硬い土壌を描き込むことでこの後の氷と雪の表現が可能になる。また雪原の影となる部分は薄っすらとブルーになるのが普通な事で下地に事前にブルーを描き込んでおくと判りやすくなる。
雪原の色を重ねつつ、AT-AT本体の汚しの塗装もしていくと。色はいくつかの色が重なり合って目から情報が入って脳で理解する訳で、それが理解できればそのまんま色を置くではなくその色の元となる何色かかの色を重ねるとその色となる訳です。AFVなどで表現されるフィルター塗装に概念は似てる。
まだ原色としての色が残っているけどいいんです。まだまだ塗り重ねるので慌てない事です。
画面に映らない側はキットのままです。判らないものを考えてもしょうがないので。資料があるのなら別ですがねぇ。
ドンドンといるを重ねていくと原色的な色合いも混ざってきてよい色となってくると。この時の重ね塗りには空刷毛ぼかしって技法が私の到達点。この辺りもAFVなどでは普通な事のようですよネ。
最終盤には濃い色を塗り重ねてドンドンと刷毛でぼかすと。色が重なる事で深みが出ます。奥行きも出ます。綿棒で拭き取っても良し刷毛でいろを取っても良しです。自由な発想で経験を積むと自分の物になるんですよねぇ。
あとは映像から判断された目立つ汚しを施しましょう。でもこの汚しも塗ってはぼかしやふき取りを続けて色の深みを出します。
今回頭部にLEDを仕込んで窓部分を光らせました。雰囲気抜群です。